考察シリーズ第三段Huntress。
■Huntressの戦力評価及びコスト評価
NEの数少ない前衛であり、終盤まで使える優秀なUnit。
長所も多くざっと挙げるだけでも、2体へのバウンド攻撃、移動速度、HPの高さ、間接攻撃、低コスト等。
特に機動力は特筆物で全UnitでもTopクラス。
良くプロのReplayではマルチタスク操作による索敵および分隊攻撃等が見られ、その有用性は立証済みであると言える。
またNEの主力HeroであるDemonHunterよりも機動力があるため一緒にグルーピングしても行軍の邪魔にならない等この機動力は非常に強力な武器である。
またバウンド攻撃も非常に強力でT3で研究を行う事により最大で3体攻撃が可能になり、一度反射する毎にダメージは半減、20-10-5の割合でダメージを与える事になる。
これによりHuntress自身の攻撃力は決して高くないが総合的なダメージはT1Unitとしては上位に属する。
HPも序盤のUnitとしては高めの600あり、前衛としては十分な数値であると言える。ただしArmor属性がUnarmorな上防御力自体が0であるため攻撃を集中されると呆気なく沈む事も多々ある。
更に前衛Unitでありながら間接攻撃な点。
これは射程22と決して高くないが、前衛Unitなので問題なし、反射攻撃と言う特殊な攻撃故の間接攻撃であり、実際の戦闘中の位置取りとしては、近接攻撃Unit>Huntress>>後衛Unitとなる。
Huntressはその機動力と間接攻撃を生かしたHit and Awayが主戦術となる。
■Huntressとその他の前衛UnitとHuntress Rush
NEはそのRaceの特徴として非常に前衛に苦労させられるRaceである。
まともな前衛はT3に入りDruid of the ClawがBearに変身出来る様になるまで居ないと言っても過言では無いだろう。
その中でHuntressに期待する役割は多く、前衛、Attacker、偵察と言った様々な役割をこなさなくてはならないUnitである。
しかし、Huntressは序盤のUnitであり、またNEの真価はT2~T3にかけてであるとも言えるため、余り序盤から量産するとその真価を発揮するのが遅くなってしまうと言う問題が発生する。
そのため序盤でHuntressを量産する場合≒Rushとなり易い。
Huntress Rushは意外とその効果が大きく、特に建造物に対する攻撃は反射攻撃の恩恵もあり、効果的なハラスとなる。
例えば建造物の攻撃中にそれを修理しようとWorkerが出てきた時、他のUnitならば一回そのWorkerを攻撃目標にしないと延々と修理を許してしまうが、Huntressはその反射攻撃により、建造物を攻撃しながら同時にWorkerにもダメージを入れられる。
そしてあわよくばWorkerのダメージが蓄積してきた所で目標を建造物からWorkerに変更すれば逃げる暇を与えず仕留める事が出来るのだ。
■T2以降
T2以降もNEにとっては有力な前衛Unitは現れないため、継続してHuntressを使う事になる。
理想はDruid of the Clawを1匹、2匹一緒に連れて行動しRoarで攻撃力Upを狙う事だろう。
そうすれば反射攻撃の恩恵を最大限に引き出す事が出来る。
またT2の研究でHuntressはResearch Sentinelと言う優秀な偵察skillを習得出来る。
これは指定した一本の木の周りに視界を得ることが出来るようになるものであり、1体のHuntressに付き一度しか使えない。
しかしその効果は絶大でDispelされるかその木が切られるまで常時視界を得られるのは非常に効果的である。
また透明化してる敵も見ることが可能なため自陣付近にも視界を確保しておくと非常に安心できるだろう。
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