K4nAのFPS上達講座 上級編
初心者のための講座なのに上級編とはこれ如何に。
いやね、この前書いたFPS上達講座が意外と好評みたいなんで、じゃあ続き書いてみようか!って事なんですよ。
上級編一発目はAimについて、もっと突っ込んだ話をしてみる。
もっとも私はもっぱらリアル系やカジュアル系(無料FPS)が主なんでスポーツ系とかは守備範囲外ですが。
尤もリアル系と言ってもCSとかCoDですよ?
ArmAとかAAとかofpと言ったガチガチのリアル系はsingleで少し遊ぶ程度なので、今回は対象外です、悪しからず。
■何処を狙うか
基本的にリアル系FPSにおいてはよく頭を狙えと言われますね。
でも実際はどうなんでしょうか。
ある程度慣れてきて初弾からHS余裕です^^って言うなら話は別ですが、そんな方はこんな記事見向きもしないでしょう。
結論から言えば狙うべきは胸~首にかけてであると言えます。
何故か。
ゲームにもよりますが、基本的に頭と言うのはそのHit Box(当たり判定)が比較的小さく設定されていて、非常に当て辛いのです。
故に当たれば一撃で倒せますが、同時に難易度も高い訳です。
そんな難易度の高い事をいきなりやれと言われても到底無理な話です。
では、逆に一番Hit Boxが大きく設定されてるのはどこか…?
それは人体を見れば一目瞭然ですね。
そう、体です。
つまり、体を狙ってAimするのが最も当て易いと言う、当然の結論に帰結します。
突然ですが…
貴方は撃ち合いになった時に相手に当てられると、つい焦ってしまったりはしませんか?
相当な時間FPSを繰り返しプレイしていればそんな事も無いのでしょうが初心者や慣れない人にはドキドキもののはず…。
でも、それって自分だけでしょうか?
いいえ、そんな訳ありません。
相手だって撃たれれば焦ります。
そして焦れば当然冷静なAimなんて出来る筈もありません。
そう、つまり胸~首にかけてを狙うと言うのは先に確実にあてて、相手の焦りを誘いつつ同時に自分が焦ってしまう様な状況下においても確実に相手に当てられると言うのが重要なんです。
頭を狙うのは慣れてきてからで構いません。
最初は確実に当てる事を念頭におきましょう。
万が一仕留め損ねても相手のヘルスを確実に減らしておけば味方が倒してくれる可能性が高まるのですから。
■射撃時の体勢
ゲームによりますが、射撃可能時の体勢と言うのは似通った物が多くなります。
走り状態(≠スプリント[ダッシュ])、歩き、立ち状態(静止)、しゃがみ状態、伏せ状態、リーン状態(左右覗き込み)等です。
ゲームにより微妙に異なりますがこんな所でしょう。
今回の講座はCSやSAやAVAを対象にしてるため、リーンや伏せは除外して良いですね。
そしてこれらの体勢は基本的に
しゃがみ>立ち>歩き>走りの順にAimの精度が落ちて行きます。
つまり、もっとも正確なAimが出来るのはしゃがみ状態と言う事になります。
尤もこの射撃時の体勢と言うのにもそぐう状況とそぐわない状況と言うのがあります。
例えば複数の敵がそれぞれ違う方向から出てきた場合、しゃがんでしまうとその場から移動ができなくなる為良い的になってしまいます。
逆に1vs1の状況等で下手に走り回るよりもしゃがんで確実に狙って撃った方が有利な場合もあります。
それらはケースバイケースですが、しゃがみ状態が最もAimの精度が良い事を覚えておきましょう。
■SRのAim
ここまでの話の殆どはARやSMGを使う上で気を付けるべきポイントに重きを置いてきました。
ここからはSRです。
① ストッピング
SRを使う上で基本となるのがこのストッピングです。
これが出来なければ弾は真っ直ぐ飛びません。
ストッピングとは…特にCSの場合は顕著ですが、ゲームによっては慣性が働き、単純に移動キーを離しただけでは止まらない事があります。
その際に今まで移動していた方向とは逆方向に一時的にキーを入力し、強制的に静止状態にしてAimを安定される技術をストッピングと呼びます。
Dキーで右方向に移動してればAキーを。
Aキーで左方向に移動してればDキーを。
Wキーで前方向に移動してればSキーを。
WキーとDキーで右前方に移動してればSキーとAキーを。
それぞれ一時的に入力して止まるのです。
② Quick ShotとDrag Shot
通称QSとDS。
どちらと言うとQSの方が難しいですね。
QS(Quick Shot)とは?
CSでAWP等SRを使用する時に使う高等テクニックの事ですね。
動作で説明すると。
1,HG(Hand Gun)をファイア
2,SRに切り替え
3,ズームキーを押すのとほぼ同時にファイアキー
以上これだけ。
これは何が強いかと言うと瞬時にSRを撃てるんですね。
つまり、「スコープを展開して、敵を狙って、撃つ」と言う3挙動をすっ飛ばしてるんです。
何故こんな事が出来るのかと言うと。
当然ですが、確認するまでもなく最初にHGで敵にAim合わせてればわざわざスコープ展開して確認して撃つ必要は無いからですね。
尤もA.V.Aじゃこれは出来ませんけど、システム上。
DS(Drag Shot)とは?
普通にSRを使う上で最も一般的な射撃法。
Dragは(引きずる、ずらす)つまり、スコープを展開しその後Aim若しくはBodyをずらして当てると言う事を言っています。
QSは一種のテクニックですので、これが最も基本的なSRの射撃方法になります。
Aim若しくはBodyをずらすとは?…DSの場合スコープを展開した状態で敵に照準を合わせる必要があります。
その時合わせ方が2種類ありますよ。と言う事。
Aimで合わせる場合は通常のAim同様マウスを動かして相手に照準が合うようにします。
それに対してBodyで合わせるとは、自分自身が前後左右に動くことによって敵に照準を合わせる事を言います。
(これらは便宜上説明のため、Aim、Bodyと区分しましたが実際にその様な区分はありません。 …たぶん)
③ Quick Change
通称QC。
瞬時に武器の持ち替えを行う事によって射撃後のディレイを緩和、若しくは無視するテクニック。
通常ボルトアクションタイプのSR(一発撃つ度にガチャガチャやるモーションが入る銃)を一発撃つと次弾を撃てる様になるにはある程度の時間がかかる。
それを一度別の武器に持ち替え、再びSRに持ち替える事によって緩和するのが狙い。
動作としては
1、SRファイア
2、武器持ち替え
3、SRに持ち替え
となる。
これの利点はディレイの緩和だけに留まらない。
ボルトアクションタイプのSRを撃った後そのままにしておくと次弾を装填し、再びスコープを自動で展開する。
しかし、これだと自分のタイミングで射撃体勢に入れない上、スコープを展開することによって視野が狭まってしまう。
それを一度持ち替える事によって回避出来るのだ。
覚えておくと便利。
以上、K4nAのFPS上達講座:上級編① Aim上級編でした!
機会や要望があれば立ち回り編の上級編もやるかも。
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