久しぶりのFPS講座
いや、妙に暇なので…。
今回は入力装置。所謂ヒューマン・インターフェース・デバイスについてのお話。
要はマウス選びとかキーボード選びとかマウスパッド選びのお話。
まぁFPSにおいては重要なデバイスですからね。
ちゃんとした自分に合った物を選べばある程度戦績も上がる事でしょう。
インターフェースデバイスには一般的に言われる様な「定番」は存在しません。
それは個々人の環境や好みによって大きく分かれるからです。
今回はマウス編。(予想していた以上に長くなってしまったので2,3回に分けます…。)
では、それを踏まえてみて行きましょう。
■マウス
マウスを評価するには、様々な視点があります(センサー性能・マウス形状・ボタン数・ボタン配置・センサー位置・価格etc...)
そのため一概にこれが良いと言えるアイテムはあまり多くありません。
もっとも、多くのプレイヤーが支持する。と言うアイテムは存在します。
一般的に支持が多いのは以下の物。
特に支持の多いマウス
IntelliMouse Explorer 3.0(つまみ派からの支持が多い)
G3 Optical Mouse(MX518)(かぶせ派からの支持が多い)
(つまみ派、かぶせ派に関しては後述)
支持の多いマウス
G5 Laser Mouse
Death Adder
IntelliMouse Optical
また、これらに限らずマウスを購入する際にはマウスパッドも合わせて購入する事をお勧めします。
マウスだけを買い替えてもその効果を実感出来ない場合等もあります。
◆レーザー式か光学式か
いわゆるレーザー式マウスと光学式マウスの違いは、センサーの光源にレーザー光を使っているか、普通の光を使っているか、という点につきます。動く仕組みに違いはありません。
もっとも、レーザー光の方が細かいコントラストを映し出すことが出来るため、一般にレーザー式マウスの方が解像度が高いものが多くなっています。
しかし、解像度はポインタの正確な動きとは基本的に関係がありません。ポインタの正確な動きには、マウスを素早く動かしたときにポインタが飛ぶか飛ばないかということの方が、はるかに大切です。
そして、この点で比べると、光学式センサーの方がレーザー式よりも性能が高いとされています(ゲーマー向けマウスで採用されている高性能センサー同士で比較した場合。低価格な光学式と高価なレーザー式とでは、当然レーザー式の方が性能が高くなります)
実際にセンサーの追随性能を計ってみたデータでは、レーザー式よりも光学式の方が優れているという結果が出ています。
また、マウスパッドとの相性問題も、光学式(高性能なものに限る)に比べて、レーザー式では起きやすい傾向があります。
メーカーの宣伝を見ると、あらゆる点でレーザー式が勝っていると思うかも知れませんが、高性能センサー同士で比べた場合、レーザー式が決定的に勝っているのは解像度の高さだけで、それ以外の点では光学式に及んでいないのが現状です。
最近では、その点を指摘するゲーマー向けブランドも現れています。
もっとも、レーザー式は高価な製品に採用されることが多く、マクロなどの付加機能が付いていることもあります。
また、レーザー式でも、ほとんどのプレーヤーには十分な性能とも言われます。
まとめると、以下のようになります 。
・レーザー式
センサーの追随性能に劣る(ただし、高性能なものなら実用上は問題ないことが多い)
マウスパッドを選ぶ(ただし、光学式より有利な場合もある)
解像度が高め、最大のものは4000dpi程度。
持ち上げても反応する距離(リフトオフディスタンス)が長い(ただし、改善されているものもある)
選択肢は豊富 。
・光学式
センサーの追随性能が高い(ただし、高性能なセンサーに限る)
マウスパッドをあまり選ばない。
解像度は低め、最大のものでも1800dpi程度。
持ち上げても反応する距離が比較的短い(ただし、長いものもある)
選択肢が少ない。
◆解像度
これも誤解が多いのですが、解像度が高くても滑らかな動作が出来るわけではありません。
簡単に言えば、「解像度が高いとポインタが速く動く」だけです。
◆形・持ち方
実際に店頭で触って試してみるのが、結局一番確実です。
ただし、地方在住の場合、それがむずかしいこともあるでしょう。
特に、ゲーマー向けマウスには大柄なものが多いので、マウスをつまむように持つ場合、手に余る可能性もあります。
◆重さ
一般にマウスの重量は軽い方が良いとされています。
主に慣性の影響が小さくなるからです。
スペックを見るときは、表示されているのが、ケーブル込み重量なのか本体のみ重量なのかに注意しましょう。
◆リフトオフディスタンス
マウスを持ち上げたとき、ポインタが反応しなくなる距離のことです。短い方が良いとされています。
一般に、レーザーマウスはこの距離が長く、光学式に比べて持ち上げても反応してしまいがちです。
もっとも、最近ではこの距離が短いレーザーマウスも出てきています。また、一部のマウスはリフトオフディスタンスを調整することができます。
◆かぶせ派、つまみ派
つまみ持ち(Fingertip grip)
指先でつまむようにホールドする持ち方
指の腹及び手のひらと、マウス本体の間には、大きめの空間ができる
指以外(手のひら)はマウスに付かない
かぶせ持ち(Palm grip)
手をマウス本体にかぶせるようにホールドする持ち方。
指の腹及び手のひらと、マウス本体は、おおむね密着している
大別すると、この2つが多いと言う事でこれ以外の持ち方が無い。と言う訳ではありません。
また、この2つに関しても例えば中指を右クリックに置く人も居れば、中指をマウスホイールに薬指を右クリックに…と言う人もいます。
必ず決まった持ち方をしなければ成らないと言う物ではありませんので、あくまでも参考程度に見ておいてください。
今回の講座はその大半を
http://wikiwiki.jp/fpag/から引用させて頂いています。
(wikiの中の人へ…問題ある様なら言って下さい、削除します。もろパクリなんで(´・ω・`) )
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